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完全1対1の授業なので授業時間が充実する!

 個別指導と名乗る塾のほとんどが実際には複数の生徒を1人の講師が同時に担当するシステムです。

 つまり1人の生徒にかかわる時間は3分の1から2分の1になります。60分授業なら1人当たりの授業は20分から30分となります。当塾の授業は60分の授業であれば60分すべてがその生徒の授業に当てられます。

完全1対1の授業なので授業時間が充実
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東京都チャレンジ支援とは中学部
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ワンポイントアドバイス

都立入試英語

放送によるリスニング(聞き取り)テストを実施され、「聞く・読む・書く」の全領域にわたって,中学校3年間に学習する基礎的・基本的な英語の理解とコミュニケーション能力をみる,というのが基本方針です。 具体的には、

1対話を聞いて、対話の内容を把握できるか。

2日常の会話でよく使う慣用表現を状況に応じて正しく使えるか。

3まとまりのある対話文や物語を 読んで,対話や物語の流れ・要点を把握できるか。

4 与えられたテーマについて,自分の伝えたいことを英 語で表現できるかをみる。となっています。

大問数は5題で1は対話と案内放送に関する英問を聞いて,英答を選ぶ問題です。やや長めの対話もありますが,いずれも身近な話題で、わかりやすい内容です。2は人を紹介するときや別れの挨拶などに使う日常的な慣用表現の問題です。34,それぞれ会話文と物語をもとにした読解総合問題です。特に 4500語強で速読速解力が要求されます。設問は、本文中の文を別の表現で具体的に表したり、語句を補ったりする問題や英問英答,文章整序など幅広い形式です。5は自由英作文で3つの英文で書くというもので例年同様に基本的な表現でまとめられる平易なテー マです。

 

問題文に用いられる語句や文法事項は,ほとんどが基本的なものばかりである。リスニングテストは、やはり対話の内容把握である可能性が高く,問いは5W1Hと呼ばれる疑問詞の問いが中心となります。日常的な慣用表現の問題も必出です。長文読解は例年,対話文と物語が1題ずつ出されている。内容は学生の生活や身近な社会問題などで、英作文は本年度に引き続きこれからも自由英作文が出題され根本的には,平素の授業に地道に取り組んでいれば,十分に対応できます。そこで,何よりもまず教科書を中1のものから丹念に復習し直し,基礎固めを徹底しましょう。単語の綴りや文法事項を確かめながら,教科書を何度も「音読」することをお勧めします。基本的な英文に慣れることこそ,速読速解力を養う大切な第一歩です。また、会話でよく使う表現として、日常的なあいさつや電話・買い物・道案内での表現, 頼・勧誘・許可・申し出などの表現,各種の疑問文と答え方などをノートにまとめておき,しっかり覚えましょう。教科書以外の副読本や問題集に取り組むときは,自分の力に合ったものから始め、徐々にレベルアップしていくのがよいでしょう。なお、リスニング対策としては、日ごろから英語の発音に耳を慣らしておく必要があります。教科書用のCD教材か, ラジオやテレビの初歩的な英語講座を毎日続けて聞くようにしましょう。

都立入試国語

国語は中学校3年間で学習した内容をふまえ,基礎的な学習の到達度および理解度をみることが出題のねらいとされています。一と二で漢字の読み書きの能力を試し、三では文学的文章を読み、心情や表現 についての理解力をみます。

四では論理的文章を読んで,文章の論旨や段落の関係をとらえる力や表現力を試し, 五では古文とその説明文を題材にして、国語の知識や古文の基礎的な読解力をみようとしています。言語事項 に関する力・読解力・表現力など、広い範囲にわたる総合的な国語力を試そうとする問題です。

いずれも基本的なものです。三は小説の読解問題です。 心情をからめた内容理解の設問や情景に関する問いが中心で、登場人物の心情をふまえての50字の作文が出題されます。四は論説文の読解問題です。文章の意味や理由, 段落関係の把握を問う設問が出されます。さらに課題文の内容にちなんで,現代社会の問題点をとらえて,それについての自分の意 見を述べる200字の作文が出題されています。五は古文 とその内容に関連する説明文を題材とした読解問題で, 古文の内容理解に関する設問のほか,現代の語と語句 及び文章の内容理解などが問われています。

文章の基本的な読解力・表現力や言語事項に関する基礎的な力を試すという出題のねらいは、基本的には変わらないと思います。また漢字の読み書きが1題ずつ、文学的文章と論理的文章の読解問題が1題ずつ,古文や文法事項を問う総合問題が1題という問題構成も大きくは変わらないでしょう。文学的文章は小説または随筆,論理的文章は論説文が出されます。作文や記述式解答は基本的には出題されると考えておいた方がよいでしょう。

 

出題のねらいが基礎学力をみることに置かれているので,教科書から復習していくのがよいでしょう。現代文の読解問題については,教科書の小説・随筆と論説文を中心にじっくり読んでみましょう。小説・随筆では人物の心情を考えながら,論説文は自分で要旨をまとめながら読んでいくとよいです。教科書の復習が終わったら,過去問に向かいましょう。問題になれるだけでも20点から30点の上乗せが可能です。また作文など記述式問題対策として、新聞の社説やコラムなどを読んで,それに対する自分の考えを200字程度でまとめる練習がよいでしょう。漢字は、頻度順の問題集をやりましょう。古文については,教科書に出てきた作品を読み返したり,受験生向けの現代語訳のついた本を読んだりして、古文に慣れておくことが大切です。

都立入試数学

中学校で学習する領域全般にわたる基礎的・基本的 事項についての知識,理解,技能をみるとともに,数学的な思考,処理,表現についての能力をみる、というのがここ数年の一貫した出題方針です。具体的には、数と式、方程式・関数、確率についての 知識や理解と技能,三角形や円などの平面図形や三角柱,四角錐などの立体図形の直観的な見方や論理的な 考察力および処理技能,さらに,日常事象を目的に応して数理的にとらえ,処理する力などをみることをねらいとしています。

内容を順にみていくと、例年1は数式の計算,方程式,確率,図形(作図)の計8問です。2は一次関数 でグラフの作成および時刻と距離の関係が問われる2 問です。3は長方形の面積を利用した数の性質に関する新傾向の問題です。4は円と直線の平面図形題で, 円に関する定理や相似な図形の性質などの理解が問われます。5は立体図形で,展開図を組み立てたときの対応する辺などの認識力と三平方の定理を利用して、長さ、面積を求める力が試され、柔軟な思考力が要求されています。

 

 

例年ユニークな出題で,受検生を悩ます高レベルの問題もいくつかみられるが,全体的には基礎の上に立つものです。正解に至る過程を大切にする学習を心がけてください。ここ数年の出題傾向に対処する方策として, 具体的には2本立ての学習を勧めたい。まず第一は,基本学習の繰り返し(積み重ね)である。問い1のような得点源となる基本問題を十分にマスターしよう。また,確実に正解を得ることはもちろん,迅速さも要求される。ここで手間取っていたのでは,後半の難問に費やす時間がなくなってしまうからである。そして第 二は,広い分野,特に方程式,関数,図形,確率・統計での応用題,融合題を数多くこなすことです。前の問いが次の問いのヒントとなっているような総合題を解くことで,理解力、洞察力が深まり、さらに数学的直観力を養うことにつながります。一歩一歩努力を積み重ねてください。

都立入試社会

地理,歴史,公民の各分野とも基礎知識を中心に幅広い出題がなされています。ほとんどすべての問題が地図,統計,図表などを利用して出題されており、単に知識を問うだけでなく、資料を読み取り、総合的に考察する力をみようとしている問題が目立ちます。

出題形態にも工夫がなされており,地理歴史、公民の各分野が単独で出題されているのは半数ほどで, 融合問題や総合問題などを設け,社会科の学力を総合的に試そうとしています。個々の知識を互いに関連させて問題をとらえる力が求められているのです。

大問の1は三分野の基礎事項からなる問題,2は世界の国々に関して地理や歴史を問う融合問題,3は地 理で日本の沿岸部と貿易港を中心に、地図や統計から出題されています。4は歴史で,古代から近代までの産業と社会を取り上げている。5は公民分野で、個人と社会のかかわりをテーマに,政治経 済について広く問うもの,6はエネルギー問題との関連から三分野にわたり,出題されている。

例年全6題程度の大問構成となる可能性が高く,地理,歴史,公民の各分野だけでなく, 総合問題などを含んだバランスのよい出題です。内容も基礎事項を中心としながらも、資料分析力や総合的考察力などさまざまな力を試そうとする傾向があります。地理では地図や統計を用いて自然や産業を問うもの歴史では一つのテーマを取り上げて展開していくもの,公民では国際関係を背景とした政治と経済など,そのほか各分野にわたる総合問題など例年どおりの出題傾向が続くと考えられる。また,東京都に関する問題にも注意しておきましょう。

 

基本的な設問から応用力が求められる問題まで確実に対応するためには,基本的知識を確実に理解していることが重要です。そのためには教科書を十分に活用して基礎知識をしっかり定着させることから始めましょう。その際,知識を個別に覚え込むだけでなく,地図帳や年表、資料集などを積極的に利用して,個々の事項がどのように関連しているか,体系的にまとめていくとよいです。地図や図表は例年出題されているので,日頃の学習の中で十分慣れておきたいし,統計も最新のものを確認しておきましょう。また,地理,歴史,公民といった分野の枠を越えた総合的な学習も心がけましょう。そのためにはニュースなどを通じて現代の社会の課題や国際問題などに対する関心を深めておきましょう。最後にそれまでの学習の成果を確認し、弱点を補強するためにも過去の問題を解きましょう。範囲が広いので地道にがんばってください。

都立入試理科

理科の出題のねらいは,中学校で学習する範囲内の各単元について,基礎的な理解度をみることです。 基本的な知識を問うとともに,実験や観察を題材として,その手順と方法,結果,考察にかかわることがらにも重点がおかれています。出題単元についても、特定のものにかたよることなく,1分野・第2分野の各単元間のバランスがはかられており、出題形式についても,記号選択式だけでなく記述式の出題を加える工 夫がみられ,受検者の学力が適切に評価される内容となるように配慮されています。

例年,特定の分野にかたよることなく,物理・化学・生物・地学の各分野からバランスよく出題されており,これからもこの傾向が続くと思われます。その中で,「化学変化」, 「電流と電圧」,「電気分解とイオン」など,理解度の差が現れやすい第一分野の重要単元については,連続して出題されることが多いです。第二分野でも, 「星や太陽の日周運動」,「地層・たい積作用」, 「前線,日本の天気」なども同様です。いずれの分野にしても実験の経緯や観察結果の考察が問われます。まず,教科書で扱われている内容については、しっかり理解できるようにしておくことが何よりも重要である。出題範囲の点でも, 難易度の点でも,教科書レベルをこえることはないのだから,教科書のマスターを最重要課題とするべきです。知識的な項目を覚えていくことも必要ですが,実験や観察を通して求められる理科的な思考力を身につけていくことが大切です。それには、教科書をただ読んでいくだけでは不十分で、自分なりの「理科ノート」をつくっていくのがよいでしょう。特に実験や観察については,その目的,手順,使用する器具、操作の注意点,結果,考察のそれぞれについて,図も含めて丹念に書きすすめていくことです。

 

この過程であいまいな点がでてきたら、学校の授業ノートや参考書で確認しておくとよいでしょう。この一連の作業をすすめていくことができれば、自然に重要なポイントを押さえることができます。テストや問題集で自分が間違えたところをノートにフィードバックさせていけば、さらに有益になります。理科は勉強すれば効率よく点数を上げられる科目です。全体の得点を上げるのに有効ですので力を入れてください。