中学部Q&A


なぜ数学を勉強するのですか?1

 算数、数学が苦手な子の多くは国語力が弱い

算数、数学と国語はまったく別の勉強だと思っている人がいますが、本来数式は抽象化された言葉なのです。そしてその言葉と言葉をつなぐ理屈=論理を理解するものが算数、数学なのです。ですから国語力(言語能力)が弱い子の多くは算数, 数学が苦手になります。

そのような生徒たちの多くが必ず口にする「文章題 が嫌い」という言葉はこのことを裏付けるものです。 つまり数学の力=国語の力=論理の力と言う事ができます。では、どうすれば、文章題ができるようになるのでしょうか?

数学の力=論理の力=説明力 問題を言葉を使って説明できるようになると文章題が得意になります。たとえば

 

これは速さを求める問題です。速さとは一定の時間内に進む割合のことです。 速さは進む距離を時間で割れば出ます。

今 距離は 15.000 メートルで、 かかる時間は3時間です。 だから 15,000 を3で割れば時速が求められます。

 

この問題は割合の定義が裏にあるのですが割合という言葉は表にはでてきていませんそれが速さという概念に置き換えられているのです。ここから背後にある定義を読み取り計算式を立てるわけです。このように算数、 数学とは、具体的な表現からその抽象性を読み取り、数式という新たな人工的な言語に置き換えるという作業なのです。ですから問題の内容を口で言えるようにして、さらに人に説明する習慣をつけると文章題は飛躍的にできるようになります。